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DV被害者からの保護命令取消申立

Q.

 保護命令を申立て受理されました。現在は、離婚調停が順調に進んでいます。そこで、保護命令の取下げまたは、解除を考えています。手続きは申立て裁判所ですか?警察署ですか?

(30代:女性)

A.

 保護命令とは配偶者からの身体に対する暴力又は生命等に対する脅迫を受けた被害者が、配偶者からの身体に対する暴力により、その生命又は身体に重大な危害を受けるおそれが大きいときに、裁判所が被害者からの申立てにより、配偶者に対して発する命令のことです。
 保護命令には、(1)被害者への接近禁止命令、(2)被害者への電話等禁止命令、(3)被害者の同居の子への接近禁止命令、(4)被害者の親族等への接近禁止命令、(5)被害者と共に生活の本拠としている住居からの退去命令、の5つの類型があります。

 保護命令の裁判が確定した場合でも、その必要性がなくなった場合は効力を継続させる意味がないので、保護命令の取消しの制度が認められています(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律17条)。

 被害者が取消しの申立てをした場合は、無条件で取り消されます。なお、加害者が取消しの申立てをした場合は、一定の条件のもとに取消が認められます(同法17条1項)。
 この取消の申立ては保護命令を申し立てた裁判所にすることになります(「保護命令を発した裁判所は・・・」(同法17条1項)参照。)。

参考:


更新 2012年4月 9日
      

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